一歩一歩

3月11日の震災から1週間以上が過ぎました
テレビやインターネットから流れてくる、被害の状況や被災者の方々の置かれている状況、原発のニュースを見ては、涙があふれてきます
あの日から
私の中には、悲しみや恐怖、無力感や罪悪感といったいろんな思いが渦巻いていました
遠く離れた京都の町は、いつもと変わらないような穏やかな日々で
そんな毎日を送れることにありがたいなと思っています。それと同時に
被災し苦しんでいる方々、命をかけて原発の問題に取り組んでくださっている方々、計画停電で不便な思いをしている方々に対し、申し訳ない気持ちにもなります。
遠く離れた京都の町でも、レトルト食品や懐中電灯、電池や昆布類が売り切れているのをみると、切ないような悲しいような何とも言えない気持ちになる。
みんなみんな怖いのだ。
中にはきっと、関東の方にいる大切な人たちを思い、被災地を思い届けた人も。



恐怖や不安、悲しみでいっぱいになっていた私を、ヨガが救ってくれた
あんなに何日も何日もざわざわしていた心が
すーっと落ち着いていくのを感じた
今までもヨガからギフトをいっぱい受け取ってきたけれど、
今ほど、私にヨガがあってよかったって心から思ったことはなかった






私たちはきっと気づかなくちゃいけないんだと思う
これからどう生きて行くか真剣に考えなくちゃ行けないんだと思う


便利なことが、ほんとうに幸せなのか



もっと性能がいいものを
もっと安いものを
もっと大量に
もっと簡単に
もっと効率よく
もっと快適に
もっともっとっていったい何を欲しがっているんだろう


もう、外側にばっかり求めるのはよそう





ひとりひとりの
こころとからだがつながって
大切な人たちとつながって
自然とつながって


もう無理しなくてもいい
心から心地いいと思えることをすればいい
何も着飾らない本当の自分で
自分らしく生きて行けばいい






愛する自然と
愛する自分自身と
愛する人たちとともに
一歩一歩力強く新しい道を進んで行こう